情報処理技術者試験合格日記

宿題メール一日一題 高度をめざす情報処理技術者試験宿題』より

★★★★★★[解説:テクニカル(データベース)向け]

 第 1,第 2,第 3 正規形とそれらの特徴 A,B,C の組合せとして,適切なも
のはどれか。

 A:すべての非キー属性が,主キーに対して完全従属である。
 B:すべての非キー属性が,推移的に関数従属でない。
 C:属性の値として,繰返しをもたない。

    第 1 正規形  第 2 正規形  第 3 正規形
 ==========================================
 ア      A      B      C
 ------------------------------------------
 イ      A      C      B
 ------------------------------------------
 ウ      C      A      B
 ------------------------------------------
 エ      C      B      A
 ------------------------------------------

■キーワード■ 正規形

■解答■
  テクニカルエンジニア(データベース)午前平成15年問26
  同等:データベーススペシャリスト午前平成10年問7

    第 1 正規形  第 2 正規形  第 3 正規形
 ==========================================
 ウ      C      A      B
                                                                                                                                              • -

★★★★★★[解説:テクニカル(ネットワーク)向け]

 100 本のプログラムを作成するシステム開発の進捗を把握したい。表は全作業
工程の中で各作業工程が占める工数比率と,現時点における各作業工程での完了
プログラムの本数を表している。このとき,全体の進捗率は何 % か。ここで,
各作業工程内では,プログラム 1 本当たりに要する工数は均一とする。

 ┌--------------┬--------┬------------------┐
 │ 作業工程  │工数比率│完了プログラム本数│
 ├--------------┼--------┼------------------┤
 │仕様設計   │  0.45  │       100        │
 ├--------------┼--------┼------------------┤
 │プログラム開発│  0.30  │        80        │
 ├--------------┼--------┼------------------┤
 │テスト    │  0.25  │        40        │
 └--------------┴--------┴------------------┘

 ア 40

 イ 45

 ウ 73

 エ 79

■キーワード■ 進捗管理

■解答■
  テクニカルエンジニア(ネットワーク)午前平成16年問15

 エ 79

> 仕様設計
> 0.45×100[本]/100[本]=0.45
> プログラム開発
> 0.30×80[本]/100[本]=0.24
> テスト
> 0.25×40[本]/100[本]=0.10
> 全体の進捗率
> 0.45+0.24+0.10=0.79

 どうもありがとうございました。

                                                                                                                                              • -

★★[解説:情報セキュアド向け]

 システム監査で利用する統計的サンプリング法に関する記述のうち,適切なも
のはどれか。

 ア サンプルの抽出に無作為抽出法を用い,サンプルの監査結果に基づく母集
  団に関する結論を出すに当たって,確率論の考え方を用いる。

 イ 抽出されるサンプル数は,統計的サンプリングと非統計的サンプリングの
  選択を決定付ける重要な判断基準である。

 ウ 抽出するサンプルを統計的に決定する手法でなく,サンプルに対し監査手
  続を実施した結果を統計的に評価する方法である。

 エ 無作為抽出法を用いるだけでなく,システム監査人が経験的判断を加味し
  て,サンプルを抽出する。

■キーワード■ 統計的サンプリング法

■解答■
  情報セキュリティアドミニストレータ午前平成16年問45

 ア サンプルの抽出に無作為抽出法を用い,サンプルの監査結果に基づく母集
  団に関する結論を出すに当たって,確率論の考え方を用いる。

> ○ア:抽出した母集団は必ずしもサンプルを代表するものではないため
>    サンプリングの信頼性を向上するため
> ×イ:抽出したサンプリングを基にサンプリング方法は選択しない
> ×ウ:ウよりも前の工程にあたるサンプル数の決定段階から統計的手法を用いる
> ×エ:経験的判断は加味しない 個々の状況に鑑みた判断を行う

 どうもありがとうございました。

>【統計的サンプリングと非統計的サンプリング】
>・統計的サンプリング
>サンプルの抽出を無作為抽出法を用いて行い、サンプルの監査結果に基づく母集団に
>関する結論を出すにあたって確率論の考え方を用いるサンプリング手法をいいます。
>なお、統計的サンプリングにおいては、サンプル数の決定段階から確率論を利用する
>ことにより、一般的にサンプリングの信頼度は向上します。
>・非統計的サンプリング
>これに対して、統計的サンプリングの要件を満たさないサンプリング手法は、非統計
>的サンプリングに分類されます。
>
><サンプリング手法の選択>
>統計的サンプリングと非統計的サンプリングのいずれの手法を用いるかは、監査人が
>個々の状況に鑑みた判断を行い、最も有効かつ効率的な方法を選択します。このと
>き、抽出されるサンプル数自体は、統計的サンプリングと非統計的サンプリングの選
>択を決定付ける判断基準とはなりません。
>
>参考:トーマツ企業リスク研究所 | キーワード
>http://www.er.tohmatsu.co.jp/keyword/html/key003.html

 どうもありがとうございました。

> 統計的サンプリング法
> 母集団からサンプルを抽出し、そのサンプルを分析して母集団の性質を推測する技
> 法。
> (参考)http://www.netlaputa.ne.jp/~hijk/study/au/enforcement.htm

 どうもありがとうございました。

> http://www.netlaputa.ne.jp/~hijk/study/au/enforcement.htm#A02

 どうもありがとうございました。

                                                                                                                                              • -