情報処理技術者試験合格日記

宿題メール一日一題 高度をめざす情報処理技術者試験宿題』より

★★★★★★[解説:テクニカル(データベース)向け]

 データの追加・変更・削除が一定の少ない頻度で発生するデータベースがある。
このデータベースのバックアップを磁気テープに採取するに当たって,バックアッ
プの間隔を今までの 2 倍にした。このとき,データベースの運用に関する記述
として,適切なものはどれか。

 ア ジャーナル情報からの平均復旧処理時間が約 2 倍になる。

 イ データベースの容量が約 2 倍になる。

 ウ バックアップ 1 回当たりの磁気テープ本数が約半分になる。

 エ バックアップ採取の平均実行時間が約 2 倍になる。

■キーワード■ 差分バックアップ

■解答■
  テクニカルエンジニア(データベース)午前平成15年問19
  テクニカルエンジニア(システム管理)午前平成15年問26
  システム監査技術者午前平成15年問08
  ソフトウェア開発技術者午前平成15年問60

 ア ジャーナル情報からの平均復旧処理時間が約 2 倍になる。

>データベース全体のデータ量は変わらないので、イ、ウ、エは誤り。

 どうもありがとうございました。

                                                                                                                                              • -

★★★★★★[解説:テクニカル(ネットワーク)向け]

 あるシステムにおいて,MTBFMTTR がともに 1.5 倍になったとき,アベイ
ラビリティ(稼働率)は何倍になるか。

 ア 2/3

 イ 1.5

 ウ 2.25

 エ 変わらない

■キーワード■ 稼働率

■解答■
  テクニカルエンジニア(ネットワーク)午前平成16年問08
  初級システムアドミニストレータ午前平成14年秋問16

 エ 変わらない

> 稼働率MTBF /(MTBFMTTR
> 新稼働率=1.5MTBF /(1.5MTBF +1.5MTTR )=MTBF /(MTBFMTTR
> よって変わらない。・・・(エ)

 どうもありがとうございました。

                                                                                                                                              • -

★★[解説:情報セキュアド向け]

 JIS X 5070(ISO 15408;情報技術セキュリティ評価基準)に関する記述のうち,
適切なものはどれか。

 ア 開発と並列して評価はできず,評価対象となる製品の開発が完了してから,
  評価を開始する。

 イ 情報資産に損害を与える危険性として,機密性,完全性を損なうだけでは
  なく,可用性を損なう脅威も対象としている。

 ウ 評価対象となる製品は,要件定義,概要設計,詳細設計を行った後にプロ
  グラム開発を行う,ウォータフォール型開発方式に従わなければならない。

 エ 保証維持の基準は含まれないが,セキュリティ要件や環境の変化などに伴っ
  て行われる評価済み製品の再評価の手順を対象範囲としている。

■キーワード■ JIS X 5070(ISO 15408;情報技術セキュリティ評価基準)

■解答■
  情報セキュリティアドミニストレータ午前平成16年問35

 イ 情報資産に損害を与える危険性として,機密性,完全性を損なうだけでは
  なく,可用性を損なう脅威も対象としている。

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