Fedora Core 2 cannadicでcannaがもっと変換しやすくなる
「日経Linux」2004年9月号48ページ
「特集 Fedora Core 2 必勝法」を見て、
$ im-switch -m xim
$ im-switch -l
と入力し、IIIMFから、[Shift]+スペースでかな漢字変換ができるkinput2に変更していたが、VineやPlamoに比べて変換がなにか変に感じる。
cannadicを入れるといいらしいことがわかる。
rootになって、/var/lib/canna/dic/canna/に行く。
gcanna.cbdとgcanna.cldはすでに入っていたが、gcannaf.ctdは入っていなかった。
cannadicのページ
http://cannadic.oucrc.org/
に行き、ソースファイルのcannadic-0.95b.tar.gzをダウンロードする。
$ tar zxvf cannadic-0.95b.tar.gz
$ cd cannadic-0.95b
ドキュメントを
$ nkf -w README.ja | less
で見ながらインストールしてみる。
$ make maindic
$ su
(パスワード入力)
赤帽アイコン→[システム設定]→[サーバ設定]→[サービス]
「サービスの設定」画面でcannaを停止する。
# install -o bin -g bin -m 0644 gcanna.c[bl]d /var/lib/canna/dic/canna/
# install -o bin -g bin -m 0644 gcannaf.ctd /var/lib/canna/dic/canna/
/var/lib/canna/dic/canna/にあるdics.dirを開き、
gcannaf.cbd(gcannaf.swd) -gcannaf---
gcannaf.cld(gcannaf.swd) -gcannaf---
と書いてある行の下に
gcannaf.ctd(.swd) -gcannaf---
を追加する。
「サービスの設定」画面でcannaを再起動させる。
(私は「サービスの設定」画面でcannaを停止するのを忘れていたので、「コンピュータの再起動」を行なった)
再起動後、変換が楽になったような気がする。
さらに、[Shift]+スペースのあと[F2]を押しても出なかったメニュー画面がでるようになったり、
7ケタ郵便番号(ハイフンなし)から地名への変換ができるようになった。
再起動するまで、[Esc] kでカタカナに変換できていたので、
cannaでなくWnnがいままで効いていたみたいだ。
Wnnが悪いのではなく、cannaが動いていると思い込んでいたのが原因だったみたいだ。