トランザクション管理に関する記述として,正しいものはどれか。

 ア 2相ロック方式は,分散型データベースのための制御方式であり,集中型
  のデータベースでは使用されない。

 イ ダーティリードを許すなど,トランザクション相互の干渉を多くするよう
  にトランザクションの実行を制御すると,トランザクション処理のスループ
  トは低くなる。

 ウ 同時実行制御の目的は,データベースの一貫性を保ちながら複数のトラン
  ザクションを並行に処理し,単位時間当たりに実行されるトランザクション
  数を最大にすることである。

 エ ロックの粒度とは,資源をロックする期間のことであり,ロックの粒度が
  細いほど,トランザクションの並行実行性は高くなる。

答えは○(ウ)