電子メールの暗号化において,共通かぎ暗号方式と比べた場合の公開かぎ暗号
方式の特徴はどれか。

 ア 暗号化かぎを秘密にしておく必要がなくなる。

 イ 暗号化を高速に処理できる。

 ウ かぎの長さが短く,能力の小さなコンピュータでも処理できる。

 エ 復号かぎを秘密にしておく必要がなくなる。

■キーワード■ 公開かぎ暗号方式

■解答■
  情報セキュリティアドミニストレータ午前平成14年問21

 ア 暗号化かぎを秘密にしておく必要がなくなる。

> ○ア:暗号鍵は公開し、複合鍵を秘密にする
> ×イ:共通鍵の方が高速に処理できる
> ×ウ:鍵の長さは、共通鍵の方が短い
> ×エ:複合鍵は秘密にしておく必要がある

 どうもありがとうございました。

> 「鍵の長さ」
>  暗号化または復号に使う鍵が何ビットあるかを鍵の長さと言
> います。鍵を長くすると安全性は向上しますが、暗号化・復号
> が遅くなるという欠点があります。また、暗号化の方法によっ
> ても鍵の長さが異なります。共通鍵暗号で用いる鍵の長さは、40
> ビットから 128ビット程度です。公開鍵暗号では 100ビット程
> 度から 2,048ビットまで様々な長さの鍵が用いられます。
> 参考:暗号技術Q&A
>  http://www.ipa.go.jp/security/enc/qa.htm#Q5

 どうもありがとうございました。

> IPA「公開鍵暗号方式
> http://www.ipa.go.jp/security/pki/022.html

 どうもありがとうございました。