[仕様 1]で示すディスク装置と,その装置につけることができる[仕様 2]で示
すディスクキャッシュがある。ディスクキャッシュを付けたときのアクセス時間
と,付けないときのアクセス時間の比率に最も近いものはどれか。ここで,ディ
スクからのデータ転送はブロックを単位として行われる。

[仕様 1]
 平均シーク時間       14 ミリ秒
 平均回転待ち時間     8.3 ミリ秒
 1 ブロックの容量      4k バイト
 ディスクからの転送速度   2k バイト/ミリ秒

[仕様 2]
 キャッシュの検索時間    1 ミリ秒
 キャッシュのアクセス時間 200 ナノ秒/バイト
 キャッシュのヒット率   0.6

 ア 1/4

 イ 1/2

 ウ 3/5

 エ 2/3

■キーワード■ 磁気ディスク計算

■解答■
  テクニカルエンジニア(データベース)午前平成14年問02

 イ 1/2

> 1ブロックのアクセス時間
> [仕様1]
>   14+8.3+2=24.3ms
> [仕様2]
>  ・キャッシュにない場合
>   1+24.3=25.3ms
>  ・キャッシュにある場合
>   1+(200*10^-9)*(4*10^3)=1.8ms
>  キャッシュヒット率を考慮すると
> 25.3*(1-0.6)+1.8*0.6=11.2ms
>
> 11.2/24.3≒0.46 よってイ

 どうもありがとうございました。

                                                                                                                                              • -