運用中のプログラムを改変し,特定の条件のときに実行される不正な命令を隠
しておく手口に対して有効な対策はどれか。

 ア 一時記憶領域にあるプログラムは,ジョブの終了時に確実に消去する。

 イ 実行用プログラムのバックアップコピーのハッシュ値と実際に使用してい
  るプログラムのハッシュ値を定期的に突き合わせて,一致していることを確
  認する。

 ウ 全レコードの総合計欄の値が,各レコードのフィールド値を合計した値と
  一致していることを確認する。

 エ データの各フィールドにチェックディジットを付加する。

■キーワード■ ハッシュ値

■解答■
  情報セキュリティアドミニストレータ午前平成15年問30

 イ 実行用プログラムのバックアップコピーのハッシュ値と実際に使用してい
  るプログラムのハッシュ値を定期的に突き合わせて,一致していることを確
  認する。

> ×ア:不正な命令の発見には効果はない
> ○イ:ハッシュ値が違えば、内容が変更(改変)されている可
> 能性がある
> ×ウ:データのチェックは、不正な命令を隠しておく手口を発
> 見できない
>   (実行された後はチェック可能)
> ×エ:同上

 どうもありがとうございました。

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