概念レベルのデータモデル中のエンティティ"会計取引"に対する制約の意味に
ついて,適切な説明はどれか。ここで,モデルの表記には UML を用いる。

 ┌────┐    ┌────┐     ┌────┐
 │ 勘定 │    │仕訳記入│     │会計取引│
 ├────┤1   *├────┤2..*   1├────┤
 │残高  ├────┤金額  ├─────┤取引日 │
 │    │    │    │     │    │
 └────┘    └────┘     └────┘
              △           \
                   │            \
                  ┌─┴─┐      ┌─────────┐
                    ┌──┐ ┌──┐    │制約:      │
                    │借方│ │貸方│    │ 関連する仕訳記入│
                    └──┘ └──┘    │の金額の借方計と貸│
                                │方計が一致すること│
                                └─────────┘

 ア 会計取引に対応する仕訳記入の金額が今後も変化しないことを保証する。

 イ 勘定間を移動する金額が,その会計取引において一致することを保証する。

 ウ 勘定の残高が,その会計取引を記録するごとに計算されることを保証する。

 エ 同一の勘定同士で会計取引が行われないことを保証する。

注意:桁がずれて表示されているときは以下のサイトを参考にして下さい。
http://www.mag2.com/faq/mua.htm

【実習課題】実際に UML を描いてみよう。職場では,どんなツールを使って描い
ているか教えて下さい。

■キーワード■ UML,会計取引

■解答■
  テクニカルエンジニア(データベース)午前平成16年問28

 イ 勘定間を移動する金額が,その会計取引において一致することを保証する。

                                                                                                                                              • -