情報処理技術者試験合格日記

宿題メール一日一題 高度をめざす情報処理技術者試験宿題』より

★★★★★★[解説:テクニカル(データベース)向け]

 1 トランザクション当たり,平均 5 秒でサービスを行う装置がある。1 分間
に平均 20 個のトランザクションが到着するときでも,装置の平均利用率を 0.5
以下にするためには最低何台の装置が必要か。

 ア 2

 イ 3

 ウ 4

 エ 5

■キーワード■ 待ち行列計算

■解答■
  テクニカルエンジニア(データベース)午前平成15年問07
  テクニカルエンジニア(システム管理)午前平成15年問06

 ウ 4

> 装置台数をxとすると、
> 利用率ρ=((20/60)×5)/x=5/3x
> 0.5≧5/3xより、x≧3.33
> よって(ウ)

★★★★★★[解説:テクニカル(ネットワーク)向け]

 あるオンラインリアルタイムシステムでは, 20 件/秒の頻度でトランザクショ
ンが発生する。このトランザクションは CPU 処理と 4 回の磁気ディスク入出処
理を経て終了する。磁気ディスク装置の入出力処理時間は 40 ミリ秒/回であり,
CPU 処理時間は十分に短いものとする。それぞれの磁気ディスク装置が均等にア
クセスされるとしたとき,このトランザクション処理には最低何台の磁気ディス
ク装置が必要か。

 ア 3

 イ 4

 ウ 5

 エ 6

■キーワード■ 計算問題:磁気ディスク台数

■解答■
  テクニカルエンジニア(ネットワーク)午前平成16年問06

 イ 4

> 1トランザクションに対する1台の磁気ディスク装置の処理時間は、
> 40[ms/回]×4[回]=160[ms/件]
> 1台の磁気ディスク装置で1[s]に処理できるトランザクション件数は、
> 1[s]/160[ms/件]
> =1[s]/(160×10^-3[s/件])
> =1/(160×10^-3)[件]
> 20[件/s]のトランザクションを処理するのに必要な磁気ディスク装置の台数は、
> 20[件/s]/(1/(160×10^-3)[件/s])
> =20×160×10^-3
> =3200×10^-3
> =3.2
> =4[台]

★★[解説:情報セキュアド向け]

 リスクファイナンスを説明したものはどれか。

 ア 損失の発生率を低下させることによって保険料を節約し,損失防止を図る。

 イ 保険に加入するなど資金面での対策を講じ,リスク移転を図る。

 ウ リスクの原因を除去して保険を掛けずに済ませ,リスク回避を図る。

 エ リスクを扱いやすい単位に分解又は集約することによって、保険料を節約
  し,リスクの分離・結合を図る。

■キーワード■ リスクファイナンス

■解答■
  情報セキュリティアドミニストレータ午前平成16年問33
  同等:情報セキュリティアドミニストレータ午前平成14年秋問30

 イ 保険に加入するなど資金面での対策を講じ,リスク移転を図る。

> リスクファイナンス
> http://www.ace-insurance.co.jp/risk/risk03.html

> ア・ウ・エはリスクコントロールの説明