情報処理技術者試験合格日記

宿題メール一日一題 高度をめざす情報処理技術者試験宿題』より
情報セキュリティアドミニストレータ午前平成13年問18

 本社と工場の間を専用線で接続して,伝票 1 件当たり 192 バイトの本文デー
タに 64 バイトのヘッダを付加した電文を,同期伝送方式で 1 時間当たり
162,000 件送信できるようにしたい。回線速度を 64,000 ビット/秒,回線利用
率を 60% とすると,専用線は最低何本必要になるか。

 ア 2

 イ 3

 ウ 4

 エ 5

答えは(イ)
伝票1件当たりのデータ長は、本文とヘッダを足して
(本文)192(バイト)+(ヘッダ)64バイト=256(バイト)
256(バイト)×8(ビット/バイト)=2,048(ビット)
1時間あたり162,000 件のデータは
1秒あたり 162,000(件/時)÷3,600(秒)=45(件/秒)
1秒あたりデータ長は 2,048(ビット)×45(件/秒)=92,160(ビット/秒)
専用線1本あたりの回線速度に回線利用率をかけると
64,000×60(%)=38,400(ビット/秒)
必要な専用線の本数は、
92,160(ビット/秒)÷38,400(ビット/秒)=2.4(本)で
最低3本である。
よって、(イ)の3が正しい。